【入門者向け】実際的な青色申告の簡易簿記を始めてみよう!

青色申告というと複式簿記を連想し、ややこしく難解な経理・簿記の学習をイメージする人は多いでしょう。 しかし10万円控除に限定される、簡易簿記の存在は余り知られていない様です。 そこでここでは、簡易簿記に絞り、表を多用して分かりやすく説明しました。


簡易簿記だって10万円控除は魅力的!

個人事業主の届けを税務署に提出

仕事場近くの税務署に提出しましょう。

【入門者向け】実際的な青色申告の簡易簿記を始めてみよう![手続名]個人事業の開業届出・廃業届出等手続
[概要]
新たに事業を開始したとき、事業用の事務所・事業所を新設、増設、移転、廃止したとき又は事業を廃止したときの手続です。
[手続根拠]
所得税法第229条
[手続対象者]
新たに事業所得、不動産所得又は山林所得を生ずべき事業の開始等をした方
[提出時期]
事業の開始等の事実があった日から1月以内に提出してください。
なお、提出期限が土・日曜日・祝日等に当たる場合は、これらの日の翌日が期限となります。
[提出方法]
届出書を作成のうえ、持参又は送付により提出してください。
[手数料]
手数料は不要です。
[提出先]
納税地を所轄する税務署長(税務署の所在地等については、国税庁ホームページの「国税庁紹介」の「所在地及び管轄」をご覧ください。)に提出してください。
[受付時間]
8時30分から17時までです。
ただし、税務署の閉庁日(土・日曜日・祝日等)は、受付を行っておりませんが、送付又は税務署の時間外収受箱に投函することにより、提出することができます。

via [手続名]個人事業の開業届出・廃業届出等手続|申告所得税関係|国税庁

●提出書類の雛形が、国税庁のホームページから青色申告の申請書等にありますので、ダウンロードしておきましょう。
あるいは、お近くの税務署等に赴けば無料で貰えます。
そのほか、分からない事は税務署に尋ねると良いでしょう。

領収書は必ず貰っておきます

支払いの証明になる物を保存しておくことは、最も基本的で重要な事です。

確定申告の際に費用として支払いの証明に使えるものは、以下の 4 つです。
・レシート
・クレジットカードの利用明細書
・振込明細書
・電子メール
お店の名前や領収日が入っていないレシートや、購入した物の記載がないクレジットカード明細は領収書の代わりにはなりません。そういった場合は、購入時の電子メールや Web 画面をプリントアウトして、証明の度合いを高めておきましょう。

via 確定申告の期限までに確認したい必要書類・領収書のまとめ方と経費について | 株式会社LIG

●領収書等の収支を証明出来るものがないと、税務署から正当性が認められず、確定申告控除の対象から外される可能性があります。
但し、電車賃・バス運賃等の場合は、領収書を発行されない事が一般的なので、日時・目的、交通経路、そして電車賃等を記したものを書き入れる、テンプレートを作成しておくと良いでしょう。

青色申告をするなら必須アプリfreee
via android.app-liv.jp

青色申告をするなら必須アプリfreee

●スマートフォンで撮影したメモと共に、出掛けた場所(地図情報)や日時も保存出来るので、是非インストールしておきたいアプリです。

 

 

 

 

freeeの便利機能
via android.app-liv.jp

freeeの便利機能

●これは実用的ですね。
これでパシャパシャと撮り溜めておき、帳簿に載せる時に一気に入力すると効率が上がります。

 

 

 

 

単純な家計簿的な所からはじめよう

「現金の流れをきちんと記録する」というだけで、何も難しいことはありません。家計簿もお小遣い帳もつけたことがない、という方でも、ご自分の銀行通帳くらいはご覧になったことがあると思います。「現金出納帳」という堅苦しい名前がついているだけで、仕組みはそれらと何も変わりません。
この現金出納帳、実は法律で定められた書式というものはなく、税務署でもらえる「帳簿の記帳のしかた」などの資料にある記載例にそうように、必要な内容が盛り込まれていれば、手書きでもパソコンで作成してもいいものです。

via http://hihi1d.com/aoiro/kani/#1

●気楽にはじめましょう。
簿記の知識が無くても、足し算と引き算が出来れば誰でも出来ます。

現金出納帳の記入例
via hihi1d.com

現金出納帳の記入例

●用意した、あるいは売れた物は「入金」に、購入したものは「出金」の項目に書き入れるだけです。
そして「現金残高」には、その時々の残高を書き入れれば完成です。

月末締め
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月末締め

●「適用」欄に、その月の累計を記します。
図では「2月累計」とします。
そして、入金・出金の合計を記入するだけの単純作業です。

経費帳の場合、月が変わっても続けて書いてよいのが
それとも区切るのか
また、区切るのであれば
どのように記入すればいいのでしょうか?
例えばこんな感じならばどうなりますか?
日付 適用 金額 合計
8/21 ホームセンター 580 580
8/30 100均 945 1525
9/3 スーパー 125 1650
月の区切りの記載は要求されていません。
月別総括集計表などで累計を集計する場合に、
月ごとに集計しておけば、決算が容易になるということです。

via 経費帳についてコクヨの経費帳を使用して、科目ごとに記入しようとしてい… – Yahoo!知恵袋

●経費の為の収支を明らかにするドキュメントです。
また、表計算ソフトで作成すると、すっきり見やすく出来るでしょう。

預金出納帳

「預金出納帳」と呼ばれる預金口座のお金の動きを管理する帳簿が必要になってきます。

via http://hihi1d.com/aoiro/kani/#1

●今度は預金の動きを見る為に、預金出納帳を作るとよりお金の流れが明確になり、税務署からのチェックでも好印象を与える事が出来ます。

未払金帳

クレジットカード払い等のいわゆる「ツケ払い」のお金
via hihi1d.com

クレジットカード払い等のいわゆる「ツケ払い」のお金

●クレジットカードを使用しなければ不要かも知れませんが、現在ではインターネットとクレジットカードを組み合わせて利用するのは、ごく一般的な事になりました。
ですから、未払金帳は作成した方が良いでしょう。

固定資産台帳

パソコンを仕事と私用(50:50)で利用する場合
via hihi1d.com

パソコンを仕事と私用(50:50)で利用する場合

●3年に期間を延ばし金額を3分の1ずつ支払い、減価償却費として計上する方法等もあります。

 

売上帳

売上帳
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売上帳

●摘要欄にある、@(アットマーク)は単価を示しています。

 

仕入帳

売上帳と同じフォーマットで作成出来ます。
しかしこちらは売上帳では無く、仕入に関するお金の流れを表す所に違いがあります。

事業主借・事業主貸

事業主借・事業主貸の記入例
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事業主借・事業主貸の記入例

●聞きなれない言葉かも知れませんが、それほど難しくありません。
次に説明します。

 

「事業に必要なお金を事業主である自分の財布から借りました」
と覚えてください。
そして逆のお金の流れ、事業用の財布から個人の財布へお金を移すときには、「事業主貸」という言葉を使います。
「事業用の財布からお金を事業主である自分に貸しました」
と覚えましょう。

via http://hihi1d.com/aoiro/kani/#11

●余り言葉の定義に惑わされない方が、良いのかも知れません。