考えておこう!個人事業主の資金繰り問題とうつ病について

大企業では資金繰りに直ぐ様、影響のある事は無いでしょう。 しかし個人事業主の場合には、経営にダイレクトに関係します。 そして金策について考えすぎ、うつ病を患うケースも少なく無いのです。 ここでは仕事に与える影響と、どの様な対策をするのかを考えました。


個人事業主と病気

個人事業主は、ある意味不安定な収入の職場で働いており、責任は自分でとらなければならないとすれば、相当のプレッシャーがあっても可笑しくはありません。
特に資金繰りという観点においては、なかなか上手く行かない事があるかも知れません。この様な事が続けば、病気になる個人事業主は出て来ても可笑しくはありません。
もちろん、楽観的な考え方が得意なタイプの事業主も居ることでしょう。
しかし現実には其のような人は、それ程多くありません。
また、とりあえず休業という方法を取る、選択肢もあります

まずは休養

うつ病の治療では、くすりを服用するとともに休養を十分にとることが大切です。
休養をマイナスイメージでとらえず、治療の一環として「こころとからだ」をしっかり休めて、治療に専念しましょう。
自宅では、「小さなこどもがいる」、「自営業で人の出入りが多い」、また「家族の理解が得られない」といったときには、入院してじっくり休養するという選択肢もあります。
休養期間でも、なるべく食事は決まった時間帯にとり、一定の睡眠時間を保つなど、生活リズムを乱さないようこころがけることが大切です。

via うつ病 ~こころのサイン からだのサイン | 病気の知識 | 患者・ご家族の皆さま | シオノギ製薬(塩野義製薬)

●肝心な事は、無理はしない事です。
たとえば夫婦や友人と2人体制で経営している場合は、相手に理解と協力をお願いしましょう。
ここで無理をすれば回復が遅れるので、ゆっくりと静養する事が大切です。

休業という選択肢もある

個人事業者が「休業」する場合の税務手続
こんなことあんまり真剣に考えたことありません(笑)。
というのは、休業する原因のほとんどが事業主の回復可能な病気やケガで、休業期間も1年以内で何か月か売上がゼロになるだけだからです。当然、休業していた年度も例年どおり事業所得の申告は必要となります。
★悩むのは「休業期間のめどが立たない」けれども事業主が「事業再開を強く望んでいる」場合
このような長期間休業するケースでは休業期間中に事業所得が生じない年度が出てしまいますので、やはり廃業届(個人事業の開業・廃業等届出書)を提出しておくべきでしょう。事業を再開する際には開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)の提出とともに、必要に応じて青色申告(所得税の青色申告承認申請書)、源泉所得税の納期特例(源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書)の申請をすれば元の状態に復帰できます。

via 個人事業者が「休業」する場合の税務手続 – 【実録】会計事務所(公認会計士・税理士)の経理・税金・経営相談

●他の知り合い等に頼めるなら、頼んでも良いかも知れません。
しかし、それが出来ないのであれば、最終手段として休業する方法も覚えておく必要があるかも知れません。

仕事を行う上で問題になるところ

鬱病の症状で、不安感・憂鬱感等は良く知られた症状でしょう。
しかし、異常な肩こり・首のコリとして現れる事もあります。
知識が無ければ、一寸疲れているとか、最近運動不足だから等と自分で解釈してしまい、放置してしまう筈です。
理想としては、この状態で心療内科等を尋ねるべきでしょう。
とは言え精神的な症状がでなければ、ペースは落ちるかも知れませんが、仕事は出来てしまう筈です。
しかし鬱病で一番の問題点は、頭が働かなくなる事です。
以前は、いとも簡単に出来る事が出来なくなります。
思考回路という機械のスイッチを押しても、動かない様になるので、この時点ではどうしようもありません。

思考障害

ビジネスを進める上で、最も厄介なうつ病の症状です。

うつ病で生じる思考障害のひとつは、思考抑制あるいは思考制止と呼ばれ、「考えが前に進まない」と表現されるように、思考の進み方が鈍くなるものです。したがって、「頭が働かない」、「考えが浮かんでこない」、「考えがまとまらない」、「集中できない」、「決断ができない」などと訴えられることになります。健康なときには、普通に考えが浮かび、手順良く物事を処理できていたのに、うつ病になるとそれが思うようにできなくなるのは、思考抑制という症状によるものであると考えられます。

via うつ病で見られる症状【うつ病のメンタルヘルスケア】

●個人事業主とは言え、ビジネスマンですから頭をつかう事は山ほどあります。
ですからそのおおもとを司っているのは、個人事業主の脳と言えるでしょう。
これが働かなくなるという事は、実質的に物事を考えられなくなるのです。

とにかくリラックス出来る環境を作りましょう
via utsu.omci-clinic.com

とにかくリラックス出来る環境を作りましょう

●のんびりと外へ出掛ける元気もなければ、イージーリスニング等を掛けたりするとリラックス効果が期待出来ます。

 

鬱病という病の特徴

何時治るかが、わかりずらい

鬱病の厄介な所は一般的な病気とは異なり、いつ頃働けるようになるかがわかりずらい所にあります。
短期的に良くなっても、また症状がぶり返したりして、「症状の波」がある病気なので、当人にとっても辛いでしょう。

うつ病の特徴として、風邪や骨折などのケガと違い、治療を始めた時点で、治療のためにどれくらいの時間を要するのか、はっきりとわからない点が挙げられます。2~3ヵ月なのか、あるいは1年、2年と長い時間が必要なのかは、患者さん個人の症状や環境によって異なってくるからです。
治療期間が明確でないことは、患者さんにとって大きな不安要素になると同時に、経済的な問題を発生させることになります。
うつ病の基本的な治療は健康保険の対象となり、窓口で支払う金額は3割負担ですみます。それでも半年、1年と治療期間が長くなるにつれ、負担感は増してきます。まして、うつ病で仕事を休んでいる間は、なるべく家計にかかる負担を軽減したいところでしょう。

via うつ病への理解・治療費について|うつ病について知る|うつ病 こころとからだ

●自治体側からの援助を、紹介します。
一つは、自立支援医療です。
簡単に言えば、三割負担を一割負担にする事が出来ます。
二つ目は、精神障害者保健福祉手帳です。
長期に渡り病気が続く場合は、精神障害者保健福祉手帳を取得出来る可能性があります。もし取得出来れば、所得税・住民税等を控除出来るので、医師に相談してみましょう。

障がい者手帳
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障がい者手帳

●税金の控除等、個人事業主にとっては嬉しいメリットもありますが、デメリットもあります。
まだまだ鬱病という病に偏見はある様ですから、現在取引きがある顧客以外には、カムアウトしない事をオススメします。
勿論、この手帳の事も同様です。
それは、個人事業主として生き残る為の、術と言えるかも知れません。

さて、仕事はどうするか?

個人事業主と言っても、様々なタイプの業種があります。
例えばカフェ等での日常業務は、比較的単純ですから、負荷を減らす為に短時間のパートタイマーを雇う等の方法もあるでしょう。
IT系の仕事・翻訳等の知的作業の場合は、比較的軽快していれば、休み休みしながら仕事を進める事が大切です。
また、予め事情を説明しておき、納期を遅らせるかも知れないけれど、必ず納めますと知らせておいた方が良いでしょう。
もしかしたら、鬱病に関して事情を汲んでくれる顧客もいるかも知れません。
其のような顧客には、病状が良くなってから仕事で誠心誠意、お返しする事が大切です。

携帯電話はOFF
via blogos.com

携帯電話はOFF

●個人事業主として仕事をしていれば、電話は欠かせないツールです。
しかし、事実上何も出来なくなった場合は、仕事を出来るだけ気に掛けないようにする努力が必要です。