個人事業主は【日本政策金融公庫】と【商工中金】どっち?

新規で借入をする際、政府系金融機関を検討しますよね。日本政策金融公庫も商工中金も政府系の金融機関ですが、いったい何が違うのか、個人事業主はどちらから借り入れをすればよいかについてまとめます。政府系金融機関を活用し事業を拡大させましょう!


まずは2つの金融機関について知りましょう。

日本政策金融公庫とは

政府が100%出資する政策金融機関です。

日本政策金融公庫
via cdn-ak.f.st-hatena.com

特徴

■3つの役割
・自然災害や経済環境の変化等によるセーフティネット需要に機動的に対処
・新たな事業の創出、事業の再生、海外展開及び農林水産業の新たな展開などのニーズに適切に対応
・民間金融機関と連携し、地域プロジェクトに参画するなど地域活性化に貢献
■3つのチカラ
・創業される方、中小企業・小規模事業者 農林水産業者向け融資・教育ローン
・経営課題に応じたコンサルティング機能・財務診断、情報提供
・全国152支店の店舗網を活かした商談会、マッチング、関係団体との連携によるご支援

via 日本公庫をはじめてご利用の方へ|日本政策金融公庫

●若い事業主や高齢者の事業主など、これから事業を始めたいけれど民間の金融機関では融資が下りないような事業主に融資を行う金融機関です。

メリット

■無担保・無保証での融資が可能
■金利が安い
■長期金利である
■社会的弱者でも比較的融資を受けやすい

4つの特徴
via cashing119.net

図から個人向きであることがよくわかります。

 

 

 

 

 

 

デメリット

■自己資金がいくらか必要になる
■民間機関の借り換えには応じてもらえない
■担保による融資は対象外
■申込から融資までの時間が長い

via 日本政策金融公庫のデメリット|資金調達プロ

●日本政策金融公庫は担保で返済するという考えを持ちあわていません。
申込から融資実行まで最短で約1か月かかります。

商工中金とは

商工中金とは
via www.shokochukin.co.jp

株式会社商工組合中央金庫(しょうこうくみあいちゅうおうきんこ、英: The Shoko Chukin Bank, Ltd.)は、特別法(株式会社商工組合中央金庫法)に基づく特殊会社で、日本の政策金融機関。
政府と民間団体が共同で出資する唯一の政府系金融機関。他の政府系機関に比して民間金融に近い性質を持つとされ、多くの政府系金融機関が融資のみに特化した機能を持つなか、預金の受け入れ、債券の発行、国際為替、手形を通じた短期金融など、「幅広い総合金融サービス」を行っている。

via 商工組合中央金庫 – Wikipedia

●政府が管轄する金融機関に変わりはありませんが、政府が100%出資しているわけではなく、民間団体と共同出資しています。日本の銀行の格付けで高評価を得ています。

企業
via shochu-saiyo.com

中小企業向きに融資を行っています。

 

 

 

 

 

特徴

特に、手形割引等の短期資金の融資、預金、為替業務など一般の銀行と同様の業務を取り扱っている点は、他の政府系金融機関にはみられないユニークな特徴です。
また、資金の調達についても、他の政府系金融機関が資金のほとんどを政府に依存しているのに対し、当金庫は政府の信用力を背景として、商工債券や預金などによって90 %以上を自己調達しています。

via http://www.shokochukin.co.jp/reportfile/disclosure/2003/pdf/4-11.pdf#search=’%E5%95%86%E5%B7%A5%E4%B8%AD%E9%87%91+%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%88′

メリット
◦民間金融機関よりも金利が低い
◦長期・短期どちらの融資も行っている
◦中小規模の事業者に対する融資に積極的
■デメリット
◦出資する協同組合に加入する必要がある
◦融資までの手続きや提出書類の準備に手間がかかる
◦緊急時の即日融資などには適さない

via 商工中金の公的融資による事業資金調達とは

2つの違い

2つの違い
via 89slot.com

(1)日本政策金融公庫は保証協会がつかない
(2)商工中金は預金・決済機能を有し、手形割引、短期融資を行うことができる。個人向けのローンを扱っていないだけで、他は民間金融機関と同じ機能を有している
(3)日本政策金融公庫は中小企業しか利用できない
(4)商工中金は上場企業でなければ、大きな会社でも融資を受けられる可能性がある
(5)日本政策金融公庫は政府100%出資
(6)商工中金は組合員にしか融資しない

via 日本政策金融公庫と商工中金の違い – コンパッソ税理士法人の羅針盤的ブログ

●どちらも国が関わる優良な金融機関ですが、日本政策金融公庫は生活に密接した個人事業主に、商工中金は中小企業に融資を行うのが特徴です。

個人事業主は日本政策金融公庫

個人事業主は日本政策金融公庫
via imgcp.aacdn.jp

結論からいうと同じように政府機関が管轄する金融機関でも個人事業主に対する融資に力を入れている日本政策金融公庫を検討するとよいでしょう。
商工中金は個人向けではないので、どうしても自己資金が調達できない場合は別の方法、例えば「保証協会付きの制度融資」を利用するのはいかがですか。
下記の行政書士の方の意見を参考にしてください!

制度融資(信用保証協会付融資)はどうでしょうか?
実は、制度融資にも以前は自己資金の要件があったのですが、現在はこの要件がなくなりました。また、制度融資の場合には、信用保証協会が連帯保証に付きますし、保証人に関しても原則取らないことになっていますので、こちらも用意する必要がありません。つまり、無担保無保証無自己資金で融資を利用する事ができるわけですね。

via 自己資金が無い場合 | 日本政策金融公庫融資支援ドットコム

今回の主題から少し脱線しますが、下記制度も参考にしてください。

制度融資

起業家向けの融資としてよく利用されるもので、自治体による制度融資(創業融資)があります。
実際には自治体が直接融資を行うわけではなく、自治体、信用保証協会、金融機関の3者が協力をして中小企業の資金調達の円滑化を図ろうとする制度です。

via 自治体による制度融資とは | 起業・会社設立ならドリームゲート

●自己資金がない場合、保証協会に保証人となってもらって金融機関から融資を受ける制度です。

まとめ

個人事業主ならばまずは日本政策金融公庫に相談へ行ってみましょう。
自己資金に不安を感じている場合は窓口へ行き担当に相談しましょう。
日本政策金融公庫は社会的弱者の見方ではありますが、誰にでも融資を行うとは限りません。
融資を受けるには必要書類を揃えることはもちろん、返済計画などのプランを説明できるようにすることが大切です。