県が行う【制度融資について】その内容はどうなっているの?

制度融資の中に、県など地方自治体が行うものがあります。この地方自治体が行う制度融資とはどういった内容になっているのでしょうか?県が行う制度融資のメリットやデメリット、申し込み方法についてご紹介します。


県による制度融資

県による制度融資
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制度融資とは、地方自治体(都道府県、区、市町村)と信用保証協会、銀行等の金融機関の三者が協力して公的資金を貸し出す制度です。各地方自治体によって制度や利率などが多少異なります。一般的に次のような流れとなります。

via 地方自治体による制度融資〜公的融資活用ガイド

制度融資は地方自治体でも行われています。
県の場合は、事業を行う県と、その県の信用保証協会、そして金融機関が融資をしてくれる制度となっています。

融資までの流れ

融資までの流れ
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(1)自治体に斡旋の申込みをして審査を通ると、紹介状がもらえます。
(2)この紹介状を持って指定金融機関に出向き、融資の申し込みをします。
(3)金融機関経由で信用保証協会に、保証の申込みがなされます。
(4)その後、信用保証協会の担当者と面接を行います。
(5)保証が決定された場合は、金融機関の審査を通り融資が実行されます。

via 自治体による制度融資とは | 起業・会社設立ならドリームゲート

地方自治体によりこの流れは変わりますが、一般的な制度融資を受けるまでの流れは上記のようになります。
まずは事業を営む県へ融資の申し込みを行い、紹介状をもらって金融機関へ、
そこから保証協会へ行き保証が決定すれば融資が始まるという流れです。
少し審査を受ける場所が多いですが、融資を受けるためには仕方ないのかも知れませんね。

デメリット

デメリット
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自治体ごとに異なる
原則として、会社所在地の地方自治体の制度融資しか利用できません。このため、地方自治体ごとに定められた融資の条件や金額に従わざるをえず、選べないことはデメリットといえるでしょう。

融資実行までに手間と時間がかかる
融資を受けるためには、金融機関での手続きだけでなく、地方自治体の承諾や信用保証協会の審査などを経る必要があるため、新創業融資やその他の一般的な融資と比べると手続きが煩雑で、融資実行までの時間がかかることもデメリットといえます。

via 地方自治体「制度融資」の仕組み・流れ・制度融資案内ページまとめ – 税理士ドットコムハウツー

デメリットとしては、3箇所に融資の申し込みを行わなければいけないので
時間がかかってしまうという点が挙げられます。
すぐに資金が欲しい方にはあまり向いていないのかも知れません。
後は手続き方法が各自治体によって異なります。
使い回しが効かないという点がありますね。

メリット

メリット
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① 信用保証協会の保証が付いた民間の金融機関の融資に比べて、融資の審査が緩やかである。
② 金利と保証料を合計した資金調達コストが、民間の金融機関が行う無担保融資などよりも低く抑えられる場合がある。
③ 地方自治体からの保証料の一部補助がある。
④ 無担保・無保証人での融資制度が設定されている。

via 地方自治体が行う制度融資を受けるメリット・デメリット – 行政書士高江事務所

メリットは上記の通りとなっています。
デメリットよりもメリットの方が多いのが地方自治体が行う融資制度ですね。
保証人が必要ないという点は大きいですね。 金利が安いのも有り難いです。

県が行う制度融資の例

県が行う制度融資の例
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融資対象者
県内において原則として1年以上継続して同一事業を営んでいる中小企業者(個人事業主、会社、医療法人)であって、次のいずれかに該当するもの。
製造業、建設業、運送倉庫業を主たる事業とする場合は、常時使用する従業員が100人以下のもの
卸売業、小売業又はサービス業を主たる事業とする場合は、常時使用する従業員が50人以下のもの
資金使途
設備資金、運転資金、
経営改善資金の既借入金の返済資金(新たな資金を借り入れて一本化を行なう場合に限る)
融資限度額
1企業5,000万円(設備資金と運転資金の合計)
融資利率
年1.9%
融資期間
10年以内
償還方法
元金均等月賦償還又は元利均等月賦償還
ただし、1年以内の据置期間を認める。
信用保証 及び保証料
静岡県信用保証協会の保証付きとする。
保証料は、年0.3%~1.3%(普通保証)

via 静岡県/中小企業向け制度融資(経営改善資金)

静岡県が行う制度融資の例です。 金利がとても安いのが分かると思います。
そして融資額も5000万円となっていますので、
多くの個人事業主の方の資金繰りをカバーできる金額ではないでしょうか?