保証協会を通して借入する際の手数料【信用保証料】

保証協会を利用して借入をすれば、個人事業主の方でも金融機関からそれなりの金額を借りいれすることが出来ます。では、保証協会を利用した時にかかる手数料は?また、手数料は経理上の取扱についてどうなるのかなどをご紹介します。


保証協会を利用して借入

保証協会を利用して借入
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中小零細企業が資金調達をするためには銀行に対して『信用』がなければなりません。
一方、銀行も中小零細企業に対して融資をする際に、よほどのことがない限り『保険』がないと融資を出す事は難しくなります。その双方をつなぐために信用保証協会は、中小零細企業の足りない信用度を高める役割として通常、その融資残高に対して80%を保証するのです。

銀行にとっては、万が一融資したお金が返ってこないとなると80%は保証協会が代位弁済(肩代わり)してくれるわけですから、中小零細企業に対しても融資がしやすくなります。ただし、あくまでも銀行に対しての保証ですので、中小零細企業からすれば債務がなくなるわけではありませんので、ご注意下さい。

いずれにしても中小零細企業は保証料(融資額の0.45%~0.9% ※CRD格付によって変わります)を保証協会に支払う事により、信用保証協会という後ろ盾を得る事になり、融資を受けやすくなるというメリットがあります。

via 銀行からの借入 必要知識!意外に知らない4種類の借入方法

個人事業主の方に取って、銀行から借りいれを行うのはとても大変なことですよね。
そんな時に利用したいのが「保証協会」です。
保証協会では、銀行などへの借り入れを行う際に保証人となってくれる公共機関です。

申し込み方法

申し込み方法
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1)金融機関経由で申込む場合

この場合は、金融機関への融資の申込みと同時に、保証協会への保証の申込手続を行います。 金融機関が、融資が適当であると判断した場合、信用保証委託申込書その他の必要書類を保証協会に提出します。

2)保証協会に直接申込む場合

この場合は、保証協会の窓口に出向いて面談の後、申込書を渡されます。その後、記入した申込書に必要書類を添付し申し込みます。

via 信用保証協会を利用して融資を申し込むときの注意とポイントとは?|不動産投資の健美家(けんびや)

申し込みの仕方は銀行などの金融機関を通して行うか、保証協会に直接申し込む方法を取ることになります。
銀行は保証協会経由でしたら、かなりの確率で貸付を行ってくれます。
個人事業主の方にとって保証協会はありがたい存在ですね。
もし債権の返済が出来ない場合は、保証協会が代位弁済をしてくれますよ。

信用保証料

信用保証料
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信用保証協会では、信用保証をご利用になる対価として、中小企業・小規模事業者の方から信用保証料を頂いています。
信用保証料は、中小企業・小規模事業者の方の信用保証委託に応ずる対価であり、中小企業信用保険の信用保険料や経費等、制度運営上必要な費用に充当するものです。

via 信用保証料|もっと知りたい信用保証|一般社団法人 全国信用保証協会連合会

保証協会を通して借入を行う際には、借り入れた金利とは別に「信用保証料」を支払うことになります。
信用保証料は保証協会や融資制度などにより異なります。
大体は、「保証料率」というものを債権に対して乗じた金額となりますね。

会計上の取扱

会計上の取扱
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信用保証料は、損金となります。ただし、借入期間(保証期間)が長期の場合は、全額を一時に損金とすることができません。翌期以降に対応する部分は、前払費用として処理することになります。

信用保証料の消費税の取扱い
課税仕入れには、該当しません。

信用保証料の損金算入処理方法
①保証期間に応じて均等配分する方法、と②事前完済したと仮定した場合に保証協会から返戻される額を参考にする方法があります。実際の損金算入の効果は、①は定額法になり②は定率法(均等分割返済の場合)になります。どちらの方法を選択してもよいが、継続適用が条件になります。

via 信用保証料

信用保証料は損金として計上することが出来ます。
ですが、借入期間が長い場合、
その期間に支払う保証料全てを一気に計上することは出来ないことになっています。

勘定科目

勘定科目
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使用する勘定科目の例

信用保証料を支払う場合は、次の3つの部分に分けて処理をする。
1.当期の費用となる部分…支払手数料
2.決算期後1年以内に費用となる部分…前払費用
3.決算期後1年を超えて費用となる部分…長期前払費用

via 信用保証料 – [経済]簿記勘定科目一覧表(用語集)

勘定科目は上記の通りとなっています。
経理をされる際には上記の科目にて計上してください。

保証協会で借入を行う際には、信用保証料が別途かかることは知っておきたいところですね。