保証協会を利用した融資の流れってどういう感じなの?

保証協会を利用すれば、信用の少ない個人事業主でも銀行などから融資を受けやすくなります。個人事業主が実際に保証協会を利用する時、どのような流れになるのでしょう。保証を受けた後の融資までの流れは?保証協会利用方法について詳しく調べてみました。


保証協会で保証を受けるまでの流れ

保証協会で保証を受けるまでの流れ
via www.nara-cgc.or.jp

保証審査に通過するように準備をしましょう。

1)保証のお申込

信用保証の代表的なお申込窓口は、「金融機関」と「信用保証協会」です。そのほか、地方自治体や商工団体(商工会議所や商工会、中央会等)でも受付を行っているケースもあります

 

(2)保証審査

お申込が受け付けられると、信用保証協会において保証審査を行います。
審査過程において、訪問や面談を行う場合があります。

via 信用保証のお申込の流れ|一般社団法人 全国信用保証協会連合会

(3)保証承諾

審査の結果、保証を適当と認めたときは、金融機関に対して「信用保証書」を発行します。
(4)融資実行

「信用保証書」に記載された条件にそって、金融機関から融資が実行されます。
融資実行時に、所定の「信用保証料」を金融機関経由でお支払いいただきます。
※信用保証協会では、信用保証料のほかに費用を頂くことはありません。

via 信用保証のお申込の流れ|一般社団法人 全国信用保証協会連合会

個人事業主の資金繰りで一番苦労するのが「信用」です。
信用が低いからこそ信用保証協会を利用するわけですが、
信用保証協会からの審査にもまた信用が必要です。

中小や零細、個人事業主が融資を受けやすいようにするための機関なので、
極力相談には乗ってくれますが、それでも一定の信用が必要になります。

信用保証協会に保証を申し込む時は、
しっかりと準備をして相手が安心して保証してもらえるようにするのがベストです。

銀行にて保証協会を利用した融資を受ける際の流れ

銀行にて保証協会を利用した融資を受ける際の流れ
via www.shikokubank.co.jp

信用保証協会保証付き融資なら、比較的スムーズに融資してくれるはずです。

今回は信用保証協会の利用が初めてで、運転資金の申込をした場合についてお答えします。

信用保証協会保証付融資の申込みから融資実行までの流れ

信用保証協会保証付の融資の申込から融資実行までの流れはつぎのとおりになります。

1.銀行に信用保証協会宛保証申込書の提出
2.受付銀行にて事前審査と銀行が作成する信用保証協会宛保証依頼書の作成
3.信用保証協会宛に申込書一式を郵送
4.信用保証協会にて申込書の受付、担当者の決定
5.信用保証協会との面接
6.信用保証協会内での審査
7.信用保証協会から受付銀行宛に信用保証書の郵送
8.受付銀行での最終審査
9.融資実行

流れはざっとこんなものになります。
時間的には銀行に申込書を提出してから、融資が実行されるまでおおよそ1ヶ月~1ヶ月半かかります。

via 信用保証協会の審査期間 | 銀行員の融資総合ガイド

保証協会で保証を受けられれば、次は銀行などの金融機関へ実際に融資を申し込む事になります。
銀行では信用保証協会保証付き融資として扱われています。

信用保証協会の保証があれば、
銀行は融資をして債務者から回収不能になっても、信用保証協会から代位弁済で回収できます。

今は部分保証方式が導入されているので、回収不能になると銀行側も損害を被る事になり、
若干審査が厳しくなりましたが、それでも保証なしの融資にくらべると審査の厳しさは雲泥の差があります。

経営状況等により、信用保証率は変化します

経営状況等により、信用保証率は変化します
via www.miyagi-shinpo.or.jp

決定した信用保証率に従い、毎月信用保証料を支払う事になります。

ご利用の際に適用される信用保証料率は責任共有制度(※1)の対象となる保証の場合と対象外(※2)の保証の場合とで異なります。
基本となる信用保証料率は責任共有制度の対象保証に適用される「責任共有保証料率」です。また、お客さまの経営状況等を踏まえた9区分となっており、中小企業信用リスク情報データベース(以下「CRD」といいます。)により、お客さまの確定決算内容を評価し、料率の区分を決定します。

(※1)「責任共有制度」・・・従来原則100%保証であった保証付融資について、一部の保証を除き金融機関が一定のリスクを負担する仕組みにすることで、保証協会と金融機関とが連携してより積極的な中小企業支援ができるようにした制度のこと。原則すべての保証がこの制度の対象となります

via 東京信用保証協会/信用保証料率の体系

信用保証を受けるのですから、保証料を支払う必要があります。
保証料がいくらになるかは、保証協会の審査によって保証率が決定し、その率に従って支払う事になるわけです。

事前に準備を整え、経営状態が良い、または収益の見込みが大きくあるという事を
保証協会に上手に伝えられれば、優秀な保証先と見なされ、保証率がすくなく有利な保証をしてもらえます。

借金の返済が滞り、代位弁済を受けた時の流れ

借金の返済が滞り、代位弁済を受けた時の流れ
via blog.davinci-partners.com

信用保証協会が代わりに支払ってくれたので、その後は信用保証協会に返済です。

代位弁済とは万が一支払いが滞った際に、信用保証協会が債務を一時的に肩代わりしてくれる制度です。支払いが出来なくなった時に信用保証協会が助けてくれるのはメリットの一つともいえますが、別に債務が帳消しになるわけではありません。返す相手が金融機関から信用保証協会に変わっただけです。

代位弁済後には信用保証協会の担当者と面談を行います。面談では返済について話し合うことになります。最初は必ず一括返済を、あるいはおおむね10年以内での返済を求められますが、これは信用保証協会側のジャブのようなものです。それだけの返済能力があれば代位弁済に頼らなくて済むことは向こう側もよくわかっています。

via 信用保証協会のデメリット|資金調達プロ