計上する?計上しない?個人事業主の福利厚生費を考える

個人事業主には、基本的に福利厚生費という考え方はありません。 ですから福利厚生費を適切に利用するためには、税理士の協力が必要です。 また、従業員を雇用した時の解釈についても言及しました。 ここでは福利厚生費と、適した税理士の探し方等を紹介します。


福利厚生費とは?

福利厚生費の定義

福利厚生(ふくりこうせい、fringe benefits)とは、企業が従業員に対して通常の賃金・給与にプラスして支給する非金銭報酬である[1] 。また多くの場合、企業の福利厚生の対象は従業員のみならず、その配偶者や家族、あるいはかつて従業員だった者にまで及ぶことがある。

via 福利厚生 – Wikipedia

●企業、つまり会社員の為のものと言えます。
また一般的には上場企業程、充実している傾向があります。

個人事業主の場合、福利厚生は認められにくい!?

一人で個人事業をやっており従業員が一人もいない場合は、福利厚生という考え方はないので、決算書の福利厚生費の科目はゼロでなければおかしいのでご注意ください。

via 税務調査における福利厚生費(個人事業主) – 個人事業主の税務調査を税理士に相談

●個人事業主と一口に言っても、たった一人で経営から経理・雑務を行う場合もありますが、夫婦で旦那さんは営業、奥さんは経理等という場合もあります。
少なくとも日本では、後者の方が多い模様です。
ですから、旦那さんを個人事業主で、奥さんを従業員と考える事も出来ます。
すると、福利厚生という考え方は理に適う筈です。
しかし、前者の場合は仕方がないのかも知れません。

福利厚生費で利用可能なジム
via www.zeiri4.com

福利厚生費で利用可能なジム

●大企業、あるいは社員の健康に重みを置いている企業は、こんなアスレチックジムをおいています。
もちろん、福利厚生費で運営されているんでしょうね。
個人事業主には羨ましい限りです。

 

従業員のいる、個人事業主の福利厚生費は?

①従業員のため使用した費用=福利厚生費!!
まず、
福利厚生費は、『従業員のための費用!』ということを覚えておいてください。
そうなると、もちろん従業員を雇っていない場合は、この科目は使用することはできません。
どんな費用が福利厚生費の中に含まれるのか?
◇ 社会保険料、雇用保険の保険料(事業主が負担する分)
◇ 従業員への慶弔費(結婚祝い・出産祝い・香典など)
◇ 社員旅行の代金
◇ 懇親会、忘年会などの食事会代金
◇ 従業員のためのお茶などの購入代金

などがあげられます。
覚えておいていただきたい点として、
1、社会通念上認められる範囲内の金額であること!
2、全社員を対象としている費用であること!
※一部の社員だけの忘年会などは福利厚生費として認められないことがあります。

via 個人事業主の場合、福利厚生費はどうなるの? | 確定申告・決算お役立ち情報

●従業員が居れば利用出来ますが、それは事業主当人には該当しません。
勘違いしがちですが注意しましょう。
特に個人事業主であるのにもかかわらず、社員旅行等として個人事業主共々従業員と旅行に行き、福利厚生費として計上してしまうと、税務署から指摘される可能性があります。

個人事業主の社員旅行事情!??
via keiei.freee.co.jp

個人事業主の社員旅行事情!??

●個人事業主だと、そもそも旅行に出掛ける余裕が。。。

 

 

 

意図的に、福利厚生費として計上しない場合も多い模様

結論から言ってしまえば、個人事業主の場合、福利厚生費は経費として計上しないのが一般的です。
福利厚生とは本来、従業員のためのものであり、しかも一部ではなく公平に従業員全員が利用できる必要があります。経営者や事業主に対する福利厚生という概念はもともとなく、あるとすれば役員報酬ということになります。個人事業主が、確定申告で福利厚生費を計上することは自由ですが、個人的な支出と福利厚生としての支出は明確に区分できないといった理由で、税務署に撥ねられる可能性は高いでしょう。

via 教えて! 個人事業の福利厚生 | JTBベネフィット

●愚直に帳簿を付け正しく確定申告をしていても、一寸した事で税務署から色眼鏡で見られる可能性がある為、あえて福利厚生費を計上しないとする個人事業主もいる様です。

それでも、福利厚生費にしたい

税理士に依頼する

確定申告を顧問税理士に依頼することで、福利厚生費の計上が認められる場合があるのです。
顧問税理士を雇う場合は、ある程度の費用がかかりますが、顧問税理士に依頼するという選択肢を取るのも良いのではないでしょうか。

via 個人事業主の福利厚生費 – 個人事業主.BIZ

●税理士に依頼すれば、困難と言われる個人事業主の旅行や食事代等を、福利厚生費として処理する事も出来るかも知れません。

税理士に依頼すると、何故効果的なの?

税理士を通すことだ。税務署員も忙しいからね、判断に迷うような経費の場合「税理士がOK出してるんなら大丈夫だろう」と思って通すことが実はある。もちろん自分の仕事に理解がある人を探すのは必要になるけどね。
だから個人事業主として資金に余裕が出てきたら懇意の税理士がいた方が得だ。特に地元密着の小さい税理士事務所は顧客が欲しいし、税務署には顔が利くからお互いwin-winの関係になれる。

via 個人事業でも交際費や福利厚生費を計上?確定申告での節税裏ワザ!! | 昨日より1つ上

●地元の税理士を探してみるのも、良いかも知れません。
インターネットで探す方法もありますが、電話帳等にも掲載されている事があるのでチェックしてみましょう。

税理士は忙しい!?
via www.suzuki-kaikei.net

税理士は忙しい!?

●税理士に限らず、弁護士・行政書士等のサムライ資格を持つ人は、多忙を極めるという時代がありましたが、現在では確定申告の時期を別にすれば、顧客を増やしたいと考えている事務所は多いと言われています。

 

税理士の選び方

インターネットを利用する場合です。

税理士を探すときの検索キーワードは4つ入れよう
インターネットで税理士を探そうとしたとき、検索キーワードを2つ使って検索している方が多いそうです。例えば「税理士 港区」、「税理士 渋谷区」、「税理士 新宿区」といった税理士+地名で検索する方法。そして「税理士 節税」、「税理士 税務調査」、「税理士 会社設立」など税理士+サービス1つで検索する方法です。しかし、たった2つのキーワードだけではあなたの望む税理士のホームページにたどり着くのは大変だと思います。
そこで検索する際は、キーワードを3つ、できれば4つ使って検索することをオススメします。例えば「税理士 港区 若手 フリーランス」、「税理士 渋谷区 開業 30代」、「税理士 新宿区 中小企業 顧問」などです。キーワードを2つ使って検索した結果を20ページも見るよりも、キーワードを4つ使って検索した結果を4ページ見た方が、目当ての税理士に遭遇する確率は高くなると思います。

via ネットで税理士を探すときの注意点-検索の仕方 | 税理士なら港区の税理士法人インテグリティ

●検索サイトと言えば、YahooとGoogleの二社に絞られると言っても良いでしょう。
もちろん、その他の検索サイトもありますが、Webマーケティングという括りで見ると、この二社に叶う検索サイトはありません。
更に言えばYahooの検索アルゴリズムは、Googleの物を利用しているので、Googleが実権を握っていると言っても過言ではありません。
そして、Googleでは頻繁に検索アルゴリズムを改定し、よりユーザーが見て為になるコンテンツやリンクがあるサイトを上位ランクに表示するように工夫されています。
さて、以上を踏まえて個人事業主当人に優れた税理士を選ぶ為には、文中の方法も効果が確かにあります。
しかし、今回は”福利厚生費”がテーマなので、キーワードに加えましょう。
更に、日時で絞込みを掛けて見るのも効果的です。
それは最初は、Webサイトを作成し、ちょくちょく新しいコンテンツをUPしていたけれども更新日からだいぶ日が経っている場合は、検索リザルトに残りません。
そして飾り立てた華やかさよりも、文章のコンテンツ・質共にが充実している所は、信頼に値すると考えられます。
そして、必ず税理士事務所を訪れましょう。
「百聞は一見に如かず」という事もあるので、自分の目で確認する事も大切です。