個人事業主【赤字決算】それでも融資は受けられる!

事業を行っていれば赤字になる年もあるかも知れませんよね。ではそこで資金繰りが厳しくなり融資を受けたいときはどうすれば良いのでしょうか? 保証協会などでは融資を受けることが出来ないのでしょうか? 赤字決算の時の対策についてまとめてみました。


赤字決算の場合にやること

赤字決算の場合にやること
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個人事業主で青色申告している場合、「純損失」(利益が赤字)を確定申告することにより、翌年以後3年間に出る黒字金額から差し引くことができます。そのため、翌年の利益から前年のマイナス分を差し引くことができ、節税になります。

via 個人事業主が節税するための基礎知識と絶対に抑えておきたいポイント | inQup

個人事業主の方で、青色申告をされていない方は、とにかく青色申告にしましょう。
白色申告のままだと良いことがありません。

青色と白色の違い

2つの違いを簡単に言えば、青色申告は申告に手間がかかるが納税額が少なくて済み、白色申告は申告にほとんど手間はかからないが節税効果はないということです。

via 青色申告と白色申告の違いをわかりやすく説明してみた

青色と白色の違い
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2014年1月からの法改正で実のところ青色申告の方が手間をとるのは申請の手続き部分だけになっています。というのも元来青色申告でも「単式簿記」と「複式簿記(専門的な知識や会計ソフトが必要)」のどちらかを選択して申告できるようになっているのです。
この2つの大きな違いは「課税対象額からの控除額」です。単式簿記での申告だと「10万円」、複式簿記の場合は「65万円」と、その差はかなり大きくなります。

via 青色申告と白色申告の違いをわかりやすく説明してみた

青色と白色の違いは上記の通り手続きの問題だけです。
簡単なのが白で、面倒なのが青です。
面倒と言っても、実際に行ってみればたいしたことではありません。
控除額が大きく違いますし、損失を3年間にわたって計上することが出来ます。
30万円までの資産は一年で償却することも可能です。

保証協会での融資は?

保証協会での融資は?
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赤字であるということだけで信用保証協会が保証をしないということはありません。

ただ赤字決算は客観的には借入金の返済が出来ないことを示していますから、保証が得られる場合でも希望する金額には届かないこともあります。
赤字決算の場合には赤字の原因を説明するとともに、今後どのように改善していくかを説明することが大切です。
口頭でも構いませんが出来るだけ文章にした方が銀行や信用保証協会の理解が得られやすいはずです。

via 赤字でも信用保証協会は保証をしてくれますか? | 銀行員の融資総合ガイド

保証協会を利用した融資は、赤字決算だからと融資を受けられないと言うことはありません。
その代わりに、赤字を改善出来る理由が必要になりますね。

事業計画書の必要性

ほぼしゃべる必要がないくらいに事業計画書を完成させておくことで問題なく乗り切れます。
質問が来ても、
「事業計画書のここに書いておきました」
の一言をオウムのように繰り返すだけだからです。
ようするに、予め聞かれるであろう事を事業計画書に全て盛り込んで書いておき(これが出来ていなかったら、その時点でアウトですが・・・)面談対策として、その事業計画書を口頭で説明できるほど読み込んでおく。

via 税金が免除されている人でも保証協会の審査に通るか | 資金調達家

保証協会や金融機関に聞かれても大丈夫な事業計画書を持って行くのが重要となります。
保証協会の人も論理的に事業計画を話されたら、納得すること間違いありませんよ。

事業計画書の書き方

事業計画書の書き方
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(1)事業の構想について
市場の動向との比較に関しては事前に自分で調査しなければいけません。
一番面倒な作業にあたりますが、事業構想の中では最も重要な項目と言ってもいいでしょう。
(2)事業の具体的な計画について
どのような商品を取り扱っていくのか、その商品の販売先のターゲットは誰のか、商品をどこから仕入れるのかなどを記載していきます。
(3)商品の販売方法について
店舗型の販売を考えている人であれば、その店舗の家賃はいくらかかってくるのか、その規模はどのくらいで、何人くらい雇っていく予定なのかを記載していきます。
(4)商品の仕入れについて
すでに仕入先が確定しているのであれば、その取引先の会社の詳細なども記載します。
(5)開業資金の使い道について
開業から2ヶ月間の運転資金の見積もりについても説明していかなければなりません。
(6)事業の将来性について
具体的にどのようなことを記載していくかについてですが、収支計画書を簡単にまとめた内容になっていきます。
将来の事業展開について、売上に応じて店舗を拡大していくといった拠点展開について記載していきます。

via これで完璧!資金調達!事業計画書作成マニュアル | 会社設立.net

事業計画書は大まかに上記の流れで記載をしていきます。
まずは、マーケティングからスタートします。
ここはご自身で行うのが良いですね。そこで見えてくる物は事業計画書にも生かせるはずです。
保証協会で保証を受けるため、事業を継続させたい思いがあれば良い事業計画書が作成出来るはずですよ。

赤字であっても、現在の事業に自信があれば、必ず融資は受けられるはずです。
必ず黒字にしてみせるという意気込みも重要なのかも知れませんね。