日本政策金融公庫の【メリット】と【デメリット】とは?

事業の運転資金や仕入れ等に使うため、金利が少しでも低い方がいいとお考えでしたら、日本政策金融公庫を視野に入れてみてはいかがでしょうか?収入が不安定と見られる個人事業主も融資を受けることができるんですよ。 メリットとデメリットを一緒に考えていきましょう。


日本政策金融公庫って?

日本政策金融公庫って?
via blog.goo.ne.jp

日本の政策金融機関である。
前身は、国民生活金融公庫、農林漁業金融公庫、中小企業金融公庫である。
沖縄県を除く46都道府県を営業エリアとする。
(沖縄県は、沖縄振興開発金融公庫が、実質的に機能するため)

via 日本政策金融公庫 – Wikipedia

日本中で営業をしている、日本政策金融公庫(日本公庫)。
政府が出資している金融機関です。

他の金融機関だと、審査が通りにくいと言われている「個人事業主」でも、
比較的審査が通りやすいと言われています。

収入が不安定を理由に審査を通さない金融機関が、反対に日本公庫を勧めることもあります。
とても意外ですよね。

圧倒的に金利が低いのが魅力でもあります。

金利が低いって、どのくらい?

金利が低いって、どのくらい?
via manshonkounyu.blog.jp

平成28年5月10日現在

利率  年1.90%

母子家庭、父子家庭または世帯年収(所得)200万円(122万円)以内の方は年1.50%

利率は金融情勢によって変動しますので、お借入金利(固定)は、
記載されている利率とは異なる場合があります。

via 金利情報|国民生活事業(主要利率一覧表)|日本政策金融公庫

銀行系カードキャッシングの利率は、下限1.8%~上限18%。
(最初の融資ですと、下限利率が適用されることはないです。)
融資額が少ないと、上限利率を適用されることも多いのも注意が必要です。

消費者金融系ですと、下限3%~上限18%。
短期間に急ぐ融資であれば、無利息期間(30日)がある金融会社ですと、
この期間分の金利を抑えることができます。

公庫だと、状況にもよりますが、「1.9%」です。
金利の低さは、一番でしょう!
これが、「公庫のメリット」ですね。

担保があるか無いか、返済期間、使いみちによって、利率が変動しますのでご注意ください。
それでも、他の金融機関と比べると、利率はやっぱり低い。

返済のことを考えると、金利の低さはもちろん魅力的ではありますが、
ご自身の状況に合わせて、考えてみてはいかがでしょうか?

他にもあるメリット

他にもあるメリット
via pixabay.com

お客さまサービスの向上

お客さまの立場に立って親身に応対し、身近で頼りになる存在を目指す。

商品力を高めるとともに、コンサルティング機能・能力の充実を図ることで
サービスの質を向上し、資金と情報を活用することにより、
政策金融を必要とするさまざまなお客さまのニーズに迅速かつ的確に対応する。

via 基本理念及び経営方針|日本政策金融公庫

金利の低さは、もちろんです。
まだメリットがありますよ。

・他の金融機関からみると、「審査が通りやすい」のが特徴なんです!
個人事業主・起業をする方・中小企業の方も、もちろん利用できますし、
他の金融機関で審査が難しかった方の「救世主的存在」なのです。

・融資の相談がしやすい。
実は、相談窓口があるのをご存知ですか?
相談を予約したり、メールで相談できるのです。
心配事があっても、これなら安心できますね!

・オンラインサービスがあり、返済額シミュレーションで簡易計算ができるので、
自分で返済できる額の見通しも立てやすくなります。

最初は敷居が高いと感じるかもしれないですが、
基本理念があり、受け皿的な役目をしている日本公庫。

まずは、相談してみてはいかがでしょうか?

デメリットもあります

デメリットもあります
via pixabay.com
メリットもありますが、デメリットもあります。

・審査に時間がかかるので、急いで融資を受けたい人には間に合わない。
銀行の融資ですと、数日~1週間ほどですが、日本公庫の融資ですと、
数週間~1か月前後の時間が必要になります。

・保証人が必要になる。
これも、融資専門の金融機関であるからでしょう。
貸したけれど返ってこないのでは、困りますしね。

そこで、どうしても返せなくなった時のために保証人が必要になってきます。
これがネックになる方もいらっしゃいます。

「保証人不要」の対象の方もいらっしゃいますので、対象者になるかどうかを聞きましょう。
女性の小口融資だと、保証人不要の対象者に該当するので、
まずは、確認を取ってみることをお勧めします。

時間が必要な理由

時間が必要な理由
via www.pakutaso.com
融資に時間がかかるのは、理由があります。
公庫は、融資専門の金融機関です。

なので、一般の銀行と違って、預け入れはしていないため、
通帳の確認が必要になり、時間が必要なります。
収支・決済等の確認に時間がかかるので、審査にも時間がかかります。

このため、審査に時間の余裕を持っておかないと、
融資が間に合わないと言うことになります。

気をつけましょう。

保証人の返済能力

保証人の返済能力
via www.pakutaso.com
融資を受ける際に、保証人が必要になるのですが、
返済が滞ってしまった時のために、もうひとつ気にかかるのが、「保証人の返済能力」です。
融資を受ける金額や毎月の返済額によって変わってきます。

例えば、不動産などを担保を入れて、返済が滞った時に売って返済に充てられるのか、
返済額が多くなければ、収入の安定しているサラリーマンでも返せるのか。

なので、人によって、借りる額によって、全くケースが違ってきます。

この審査も必要になってくるので、時間がかかってしまうのですね。

まとめ

日本政策金融公庫のメリットとデメリットを考えてみました。

融資を受けられる事業の幅は広く、利率も低いが魅力的ですが、
審査に時間がかかってしまったり、保証人が必要になったりすることが分かりました。

返済額と利率、保証人に問題が無いなら、審査を受け入れてくれる方がいいですね。

融資を受けられる場所の一つとして、頭の片隅に置いて頂ければと思います。