しっかり理解できる!P2P融資の詳細や将来性について

本稿をご覧のみなさん。P2P融資という言葉を聞いたことはありますか?P2P融資とはソーシャルレンディングやソーシャルファイナンスとも呼ばれる、個人の間でのWEB上の融資の仲介サービスのことです。本稿ではこのP2P融資について詳しく解説していきます。


P2P融資とは何か?

P2P融資とは何か?
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2005年にイギリスでベンチャー企業の「Zopa」が立ち上がったのを皮切りに、“P2P融資”または“ソーシャル融資”ともいうべき同様のビジネスモデルでサービスを提供する企業は、準備中のものも含めてワールドワイドで現在30サイト強ある。米国では2006年初頭に「Prosper」が立ち上がり同様のサービスを開始。すでに取引のボリュームは1億8000万ドルに及ぶという。
日本国内に関しては、イギリスのZopaが米国とイタリアに続いて日本市場への参入を3月に表明していたが、現在のところサービスインをアナウンスしていない。maneoが同サービス提供の第1号となった形だ。

via 日本初の“P2P融資”がスタート、その狙いとは − @IT

P2P融資は海外で始まったものであり国外で盛んですが、日本でも広まっていることが分かるでしょう。非常に高額の取引が活発に行われているのが特徴的です。個人間の取引でリスクも伴いますが、比較的少額の投資や分散した投資を推奨することで返済不能になった際のリスクを抑えているのです。

なぜP2P融資が生まれたのか?

なぜP2P融資が生まれたのか?
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アメリカで平均的な信用力を持つ消費者がクレジットカードでお金を借りるとクレジットカード金利は22%前後になります。その一方で普通預金口座にお金を預金しても利子は0.06%程度しかつきません。

乱暴に言えばこの二つの金利の差額が銀行のスプレッド(=利ザヤ)になるわけです。

つまり借り手は高利に苦しみ、預金者はスズメの涙ほどの利子で我慢しているわけです。

そこで銀行を通さず、直接、お金を貸したい人とお金を借りたい人をウェブで結び付ければ、借り手の金利を下げると同時にお金を貸したい人にはもっと有利な金利を提示することが出来るのではないか? という発想から生まれたのがP2Pレンディングなのです。

via 第55回 ピア・ツー・ピア(P2P)レンディングについて | 広瀬隆雄「わかりやすいグローバル投資レポート」 | 楽天証券

以上のようにP2P融資は借り手にとって有益なものであることが分かります。P2P融資はわずかな額から出資できるなど、貸し手にとっても有益なので、P2Pレンディングを行う会社を通すことで貸し手と借り手がWIN-WINの関係になります。

ビットコインを利用したP2P融資

英国のビットコイン銀行BTCPOPが、世界初のビットコインP2Pサービス「Collateral Instant Loans」を開始する。

ビットコインを融資の手段に用いることで、現金取引では複雑になりがちな取引プロセスを大幅に短縮できる。また仮想通貨の促進に一役買う意図もあるという。

30日間の自由返済期間とビットコインIDのみで即時取引が可能という手軽さで、P2P市場に新しい顧客層を呼びこむかも知れない。

via ビットコインP2P融資「Collateral」スタート | ZUU online

現状ではビットコインは一般に浸透はしても、主流とはいえない状況です。ですが、将来的に大きな可能性を秘めているビットコインをさまざまな方法で利用しようとしています。

P2Pで低所得層への融資が変わる?

借り手のクレジットヒストリーから、
そのランクを35段階に分け融資額を決定する仕組み。
投資家にはリターンが返るため投資商品でもあり、
「ソーシャルレンディング」と呼ばれ、
低所得者層や個人事業主などへの融資を変革すると期待されている。

via 米P2P融資のレンディングクラブ、創設者が辞任 | Fintech Media

P2P融資は社会的に信用度の低い低所得者や個人事業主を対象とした金融サービスに何らかの変化をもたらすかもしれません。

中国でのP2P融資業界

大手銀行が優位的な地位にある中国金融業界では、ネット金融が一大新興勢力として急速に台頭しつつある。個別企業ではアリババ・グループ創業者の馬雲(ジャック・マー)氏の傘下企業「支付宝(アリペイ)」がその代表格と言える。一方、新しいビジネスとしては目下、P2P融資が最もホットな業態である。

via 第71回:急成長するP2P融資 これからが正念場 | 中国からの便り 中国株コラム | 中国株コラム | 東洋証券

P2P融資は銀行で資金を借り入れるのが困難な零細事業所に対応できるのがポイントです。中国でも競争は激化しているようです。

P2P融資の将来性

P2P融資の将来性
via lovefreephoto.jp

P2P融資を行う業者の中には破たんするところもあり、まだまだリスクの小さくないビジネスということが分かります。ですが、将来的にはマーケットが拡大しさらに魅力的なサービスになる可能性があります。