「スピードが命」ピンチを乗り越えるための資金繰り改善法!

事業の運転資金不足でピンチ!!という時に資金繰りの改善を考える人への アドバイスは「あせらず落ち着いて、かつスピーディーに」という矛盾したメッセージ になります。 ここでは貴重な時間をムダにしないために、資金繰り改善のためのポイントについて 分かりやすくご紹介します。


資金繰りが悪化する理由は意外とたくさんある!

個人で事業を経営しているみなさんが、いつも頭を痛めているのが「資金繰り」
ではないでしょうか?
毎日帳簿とにらめっこをしながら、あれこれ思案を巡らせておられると思いますが
目の前の課題に対して、悠長に時間をかけている余裕もないのが現実です。
しかし、一度立ち止まって、現在の資金繰りが悪化した原因について振り返ってみる
必要性があります。

資金繰りが悪化する理由は意外とたくさんある!
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資金繰り悪化の原因は以下のように整理できます。

【キャッシュ・インの減少】

●売上の減少
●費用の増加
●売掛債権の回収遅れ

【キャッシュ・アウトの増加】

●過大在庫
●過剰な設備投資
●過大な不良資産
●仕入債務の早期支払
●前払金、貸付金、仮払金の増加
●借入金早期返済

via 資金繰り改善にはコツがある | みどり合同税理士法人グループ

頭の中でゴチャゴチャとしていることで、必要以上に心配してしまうことがありますよね。
まずは、自分の置かれている状況を冷静に分析して、自分に当てはまるポイントを押さえて
いけば、おのずと課題が見えてくるのです。

課題
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「もう迷わない」適切な資金繰りの改善方法

原因が分かれば、次の対策については自然と見えてくるものです。
ですからここで躊躇する必要も時間もありません。そのあいだに資金不足は
さらに大きくなっていくので、ここからはスピードが命です。

「もう迷わない」適切な資金繰りの改善方法
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まずは基本中のキホン「資金繰り表」の作成

資金繰り表を作成し、毎月の自社のキャッシュフロー(お金の流れ)を把握し、3~6ヶ月先の自社の資金の残高がどうなるか、資金ショート(資金不足)になることはないかを管理します。

資金繰り表という管理表を作成し、常に資金繰りの行方を管理することにより、万が一、資金ショートの可能性が発生した際に事前にその危険に気づくことができ、その対応策を早い段階で講じることが出来るのです。

資金繰り管理をしっかりと行っていない会社は、資金繰りが行き当たりばったりとなってしまい、資金不足に気付くのが、支払い日の3日前というような事態を引き起こします。

via 資金繰り管理【資金調達・資金繰り支援ネット】

まずは基本中のキホン「資金繰り表」の作成
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この資金繰り表の作成を怠っている人が、資金不足に陥ることの多い人です。
実は日常的な帳簿を、当たり前につけていれば、資金繰り表というのは実に簡単に
出来るものです。
こういった手間を惜しまないことが大切ですね。

交渉力が問われる「支払い条件の変更」

仕入れ先や外注先に「支払条件の変更」を打診してみてください、その際、注意すべきは、支払条件変更によって、程度の悪い商材が入荷されたり、入荷が遅れたりといったこれまでの信頼関係が崩れないように注意すべきです。
当然、仕入れ先等の責任者に、事情を良く説明することが重要です。その場合、包み隠さずに、これまでの信頼関係をとても大切にしていることや前述の「資金繰り表」を示して、真摯な態度で臨むことが大切です。事業主のよけいなプライドが資金繰りを悪化させている原因かもしれません。

via 資金繰りの方法(資金難の解消方法)

交渉力が問われる「支払い条件の変更」
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これは「売掛け」や「買掛け」の調整も含まれます。
相手がある事ですから、思いつきで進める事ができませんし、時間がかかるものです。
ですから、すぐに交渉に入れるような関係を密にとっておく必要がありますね。

借り入れは一時しのぎと肝に命じる

会社の資金が不足しそうになると、銀行などから運転資金を借り入れることを第一に考えがちですが、これは一時しのぎに過ぎず抜本的な資金繰りの改善にはなりません。それだけではなく、運転資金を借り入れることで、会社はいくつかのリスクを背負うことになります。そのリスクとは次のようなものです。
•運転資金の借入は新たに資金を生み出さないため、将来その借入金を返済するときに資金繰りが悪化すること
•借入金が多額になる場合は、支払利息が会社の収益を圧迫すること
•会社が借入金に頼る体質だと、新規の借入が不可能となった場合に倒産に追い込まれるおそれがあること

via 資金繰り改善のポイント!

借り入れは一時しのぎと肝に命じる
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ついつい困った時は、金融機関からの借り入れを第一に考えてしまいますよね。
手間と時間を惜しんで、安易に借入れで資金繰りを改善する方法はおすすめしま
せん。あくまで「一時しのぎ」ということを肝に命じておいて下さいね。