耳より情報!プロから学ぶ「資金繰り」のノウハウを大公開!

事業運営にとって運転資金はたとえ一時であっても欠かすことが出来ない 大事なものです。自転車操業といわれるように、毎月ギリギリのラインで 資金繰りをしている事業主さんも少なくありません。 ここではプロが教える、資金繰りのノウハウについてご紹介します。


「資金繰りがやばい!」まずは原因を探ることから

事業を運営していく中で、予想外の出費や損失、売り上げの低下などで
運転資金が不足する事態というのは、常に想定しておかなければなりません。
その時になってあたふたすることがないよう、非常時の対応について
シュミレーションしておく必要があります。
資金繰りが悪化した時に、まず行うべきことは消費者金融に駆け込むことではなく
なぜ、資金繰りが上手く回らなくなったのか原因を探ることです。

「資金繰りがやばい!」まずは原因を探ることから
via pixabay.com

資金繰りが悪化してきた場合は、まず悪化の原因を探ることから始めます。

資金繰り悪化の原因は以下のように整理できます。

【キャッシュ・インの減少】

●売上の減少
●費用の増加
●売掛債権の回収遅れ

【キャッシュ・アウトの増加】

●過大在庫
●過剰な設備投資
●過大な不良資産
●仕入債務の早期支払
●前払金、貸付金、仮払金の増加
●借入金早期返済

自社の資金繰り悪化の原因がどこにあるかをしっかり認識してしかるべき手をスピーディーに打つ事が重要となってきます。
これには躊躇している時間はなく、躊躇している間にも資金不足は進み、やがて企業の血液である資金が回らなくなってしまいます。決断とスピードが命です。

via 資金繰り改善にはコツがある | みどり合同税理士法人グループ

状況判断
via pixabay.com
意外と単純に書き出してみると、落ち着いて状況判断が出来るのかもしれません。

原因が分かってからするべきことは?【ダメな例】

以上にあげたポイントについて、自分に当てはまる項目があるかどうか
冷静にチェックしていけば、おのずと次にとるべき対応が見えてきます。
原因が分かってからまず最初にするべき行動とはなんでしょうか?
まずは、典型的な「ダメな」行動についてご紹介しましょう。

原因が分かってからするべきことは?【ダメな例】
via pixabay.com

1.運転資金の借入は一時しのぎにすぎない
会社の資金が不足しそうになると、銀行などから運転資金を借り入れることを第一に考えがちですが、これは一時しのぎに過ぎず抜本的な資金繰りの改善にはなりません。それだけではなく、運転資金を借り入れることで、会社はいくつかのリスクを背負うことになります。そのリスクとは次のようなものです。
•運転資金の借入は新たに資金を生み出さないため、将来その借入金を返済するときに資金繰りが悪化すること
•借入金が多額になる場合は、支払利息が会社の収益を圧迫すること
•会社が借入金に頼る体質だと、新規の借入が不可能となった場合に倒産に追い込まれるおそれがあること

via 資金繰り改善のポイント!

お金に困ったら、ついつい消費者金融などに走ってしまいがちですが、
それは本質的な解決にはつながらないということですね。

まずはこれから!事業運営の羅針盤「資金繰り表」

なぜ資金繰りが上手くいかないのか?
ただ頭の中で考えているだけでは、答えが出ません。
事業の収支のバランスを把握するためには「見える化」が
必要不可欠です。
そのためにも事業主さんには必ず作成して欲しいのが「資金繰り表」です。

まずはこれから!事業運営の羅針盤「資金繰り表」
via pixabay.com

資金繰り表とは、資金繰りに役立てるために作成される内部資料です。キャッシュフロー計算書が上場会社等に対してその公表が義務付けられているのに対して、資金繰り表はあくまで内部資料でありその作成は任意である点で大きな違いがあります。

資金繰り表はその対象とするものが資金であるという点でキャッシュフロー計算書と同じで名称も少し似ていますが、資金繰り表が主に将来の予測であるのに対しキャッシュフロー計算書は過去の情報であるというように本質的に大きく異なります。

via 資金繰り表・資金繰りとは

計画を立てたら「次の一歩」!

資金繰り表が経営の羅針盤といいましたが、この計画さえ出来れば
次に具体的な資金繰り改善策を打っていきます。
まず最初はお金が出入りする時期を調整して、資金の喪失を防ぐ方法です。
ちょっとした工夫で資金を潤滑に流すことが出来ます。
そして次にするべきことは、無駄を省くということです。
具体的な方法について続いてご紹介しましょう!

計画を立てたら「次の一歩」!
via pixabay.com

売掛金の回収をなるべく早める

取引先によって請求の支払いサイトが異なる場合は、可能な限り統一できるように交渉しましょう。もちろん回収期間を早めることがベターなのですが、入金日をあわせることで全体の管理コストを下げることに繋がります。

買掛金の支払いをなるべく延ばす

先程とは逆で、仕入先や外注先との交渉です。ただし、仕入先や外注先のあなたの会社との取引メリットが、「支払いサイトが早いから」という理由の場合は慎重な交渉が必要です。

在庫は予測範囲内でしか抱えない

商材の一括仕入れは仕入れ単価を下げ、キャッシュフローを改善する効果があります。とはいえ、在庫を抱えるのは売上予測ができる範囲に抑えておきましょう。販売個数とのバランスが重要です。

売上に対する適正在庫が示せれば、銀行融資は非常に楽になるはずです。

via キャッシュがやばい…資金繰り改善13条で運転資金ショートを防げ

キャッシュフロー
via pixabay.com