個人事業主なら融通手形について知っておきましょう!

個人事業主で資金繰りについて知っておくことは、非常に大切なことです。特にすべてが現金で払われない時に対処できるように融通手形については最低限理解しておく必要があります。まだチェックしていない人は、この機会に融通手形についての理解を深めましょう。


資金繰りの手段の一つ

資金繰りの手段の一つ
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中小企業では銀行から思うように融資を受けられないケースが少なくありません。黒字経営にも関わらず当座の資金が確保できないばかりに倒産に追い込まれてしまうケースも問題になっています。融通手形の場合は資金調達を必要としている人同士で振り出す形で資金を調達するなど直接銀行から融資を受けられない人や企業にとって有効な資金調達の方法になりうるのです。
ただし、実際に取引を行っていないにも関わらず手形を振り出すため、もしビジネスに失敗した場合には資金を回収できなくなってしまう可能性もあるため、商業手形に比べるとややリスクが高い選択肢ともなっています。

via 資金調達.net » 融通手形とは?

手形
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手形の主な利用の一つが資金繰りです。銀行などの金融機関で資金を賄う場合には、審査や手続きの多さなどで時間に間に合わないということも考えられます。こういった場合に利用されるのが融通手形ということになります。なので、相手先から打診された場合には可能な限り相手の状況を確認しておくのも良いかもしれません。

仕分けや処理はどうするの?

仕分けや処理はどうするの?
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融通手形(馴れ合い手形)の仕訳・会計処理
融通手形(馴れ合い手形)とは、実際に商品の売買や金銭の貸借といった取引事実がないにもかかわらず、資金を必要とする者が互いに手形を振り出しあい、受取った手形を銀行で割り引くことにより資金を調達するための用いられる手形をいいます。
融通手形を振出しあった時は、お互いが手形債権を得ると同時に、手形振出の義務をことになりますが、この手形債権と手形債務は『受取融通手形』と『支払融通手形』勘定を使って記帳することになります。

via http://仕訳.net/?p=7019

個人事業主
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個人事業主の多くは自分から手形取引をしていくという人は少ないかもしれません。ですが取引先が望んだ場合には、自分には知識がないから扱えませんでは、今後の取引に差支えがあります。なので、最低限自分で処理ができるようにはしていく必要があります。とりあえずの処理ができれば、その後必要な資金繰りの対応にも予測ができるので経営がしやすくなります。

種類は2種類

種類は2種類
via www.tegata-waribiki.com

それぞれがお互いを受取人とする融通手形を振り出し、それぞれが第三者(おもに金融機関)で割引手形をしてもらい現金を調達します。そこから先は通常の手形と同じです。この場合、資金繰りが悪化している企業同士で手形を振り出しあった場合、返済が滞った場合には最悪共倒れで倒産してしまうリスクも生じます。
もうひとつ、金融機関との間で取り交わされる手形貸付というタイプもあります。こちらは現金を融通したい人物が金融機関など資金を融資する期間に対してその相手を受取人とする手形を振り出し、現金化します。その後現金を融通した相手に支払う形で手形の決済を行うことになります。

via 融通手形とは? | 日本政策金融公庫融資支援ドットコム

手形
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現金が手元に足りない場合に手形が必要となってきます。なのでこれの対象となるのは会社と金融機関で2通りに分かれるのを覚えておきましょう。またこれは自分の所に回ってきた手形に対して言えることなので、取引先から回される手形についても、どちらの場合になるのかを確認していきましょう。

チェックポイントは?

チェックポイントは?
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原材料メーカーが製造業宛てに手形を振り出している場合。普通に取引をするなら逆になりますね。
あとは、全く関わりのない異業種から振り出された手形も、融通手形である可能性が高いです。
商取引に使われる約束手形の場合、なかなかキリの良い数字になることはありません。どうしても端数が出てしまうことの方が多いです。
そのため、キリの良い数字の場合は、融資の手形である疑いが強まります。
月商で1000万の会社があったとして、その会社が1500万の手形を振り出していたら少し不自然に感じますね。商取引である以上、相手が返せなさそうな場合、取引相手は拒否するでしょうから、こういった場合も両社で話のついている融通手形である可能性が高いです。

via リスクの高い融通手形の見分け方

融通手形
via factoring.co.jp

融通手形の全てが不渡りになるということではありません。ですが、不自然なポイントというのはある程度抑えておいた方が良いと思います。特にこれから先に自分の取引を拡大していこうという場合には、取引先の選定基準にもなってくると思います。