個人事業主が融資審査に通るには?【赤字の場合についても】

個人事業主の方は、銀行などから融資が受けにくいといわれています。 そこで銀行などから融資を受けるためにはどうすれば良いのか、審査を受ける際のポイントを調べてみました。 利益が赤字の時の対応法についても紹介します。


個人事業主への融資

個人事業主への融資
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個人事業主が金融機関から資金繰りの融資を受けるのはそんなに容易い事ではありません。

そして、経費借入に利用できる事業性資金の融資に限らず、誰でも利用できる無担保個人向けカードローンの利用においても、自営業者に対する審査や融資はかなり厳しめとなり、かつ金融会社によっては「自営業者の利用はNG」としているところさえあります。

比較的審査が柔軟と言われている一般向けカードローンでさえ、このような事情なのですから、カードローンよりも借入額が大きくなる事業経費の為の「事業性ローン」になると個人事業主の利用はより厳しくなってしまう事は容易に推測できるのです。

via 個人事業主は必見!金融機関での資金繰りのポイントはこれだ! | お金の学校

個人事業を行う方は、資金繰りの問題がありますよね。
そんな時には融資を受けたいと考えられると思います。
ですが、個人事業主の方にお金を融資してくれる銀行はあまり多くないのも現実です。

融資の審査に通るために

融資理由を明確に

融資理由を明確に
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「いくらまで借りられますか?」
「借りれるだけお金を借りたいです」

本気で融資を受けたいと思っているのならば、この言葉は絶対に口にしてはいけません。融資を受けるに当たっては事前に「いくら借りたいか」を明確にしておく必要があります。

大切なのは「事業の計画のために必要な額だけ融資を受ける」ことであり、「融資の約束を取り付けてからその額でできる事業を計画すること」ではありません。

via 銀行から融資を受ける!審査を通す9のコツ。あなたも1000万円借入できる|資金調達プロ

なぜ融資を受けたいのか、ここを一番大事にしておくことが重要です。
何となく300万円貸してくださいといわれても、審査を行う側には理由が分かりません。
理由を明確にして、融資を受けたい気持ちを伝えましょう。

必要書類

必要書類
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決算書
損益計算書
損益計算書が「黒字」であれば、お金を貸りやすいのです。
黒字で、収益が相当あり、しかも、借金がほとんどなければ、とても簡単にお金を借りることができます。
一方で、赤字の場合は、銀行の融資審査で落ちやすくなります。
ただ、赤字だからといって、100%融資の審査に通らないというわけではありません。
現状の業績、資産/借入状況、今後の事業展望などによっては、赤字でも、銀行融資を受けることは可能です。
初めての銀行との取引の場合、過去3期分の損益計算書の提出が必要です。

貸借対照表
貸借対照表で資産の状況をチェックされます。
借金/負債の状況、資産/売掛金などをチェックされることになります。
負債が多くても、損益が黒字であれば、銀行融資を借りることができる可能性は高くなります。

via 銀行融資の必要書類について 法人・個人事業主の場合

銀行の融資で必要となるのが、損益計算書や貸借対照表です。
毎月きちんと帳簿を作成しておくことが重要となります。

書類の見られ方

書類の見られ方
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銀行で事業資金の融資を担当する人はだいたいは下から見ていきます。
法人の場合は次の順番です。 当期純利益→経常利益→営業利益→減価償却費→役員報酬→その他の金額 当期純利益は黒字か赤字か、その幅を見ます。
減価償却費はどの程度計上しているか、役員報酬の金額はどれくらいか 個人事業の場合は次の順番です。
所得金額→青色申告特別控除額→専従者給与→減価償却費→その他の金額 所得金額は黒字か赤字かその幅を見ますが、個人で赤字の場合はかなり厳しいですね。

via 銀行融資の審査基準 | 事業資金の借り入れを銀行の融資で

銀行の融資担当の方が審査をする際に書類を見ていく順番は上記の様になっています。
経常益が黒字か赤字かが、審査で見られる大きなポイントです。
審査を受ける前には、利益がなぜ出ていないのか、利益が出ている場合は、なぜ融資が必要なのかなどを明確にしておきたいですね。

赤字の場合

赤字に陥る原因のほとんどが「大口取引先の取引量の減少」によるものでしょうから、毎月試算表を作っていれば、利益がどう変化するかは分かるはずです。
そして、そのような劇的な変化があった事を、融資の担当者に試算表を渡す際に早めに報告しておくのです。

そして、「決算書が出来上がる前に、次期の借入返済分相当額を今のうちに借りておきたい」と相談を持ちかけます。
つまり「時間的に十分な余裕をもって銀行に相談する」これが一番なのです。そうすることで、担当者や支店長も作戦を考えてくれます。

via 22.赤字の場合でも借入を受けるにはどうすれば良いのか? | 資金に関する知識 | 銀行借入ドットコム -失敗しない資金調達&銀行融資対策ノウハウ-

赤字に陥ってしまった原因をきちんと説明することが大切です。
銀行の審査担当は、正直なことを話してくれる方を信頼してくれます。
損失の原因を偽りなく話して、改善のためにはこれだけの融資が必要という説明をすることも融資を受ける際には行っておきたいことです。

個人事業主の方でも、銀行などから融資が受けられないことはありません。
融資を受ける際には審査が必要になりますので、以上の様な方法例などを参考にして、希望する融資を受けたいですね。