個人事業主の節税対策と家事按分という考え方を学ぼう!

個人事業主の節税はなくてはならないものですが、それに加えて按分という考え方を理解すればより強力な節税対策となるでしょう。 また、法に触れないようにする事も必要です。 ここでは個人事業主の悩みと、一歩踏み込んだ家事按分等について調べてみました。


個人事業主の悩み

個人事業主として起業する人は、人それぞれの事情を抱えて経営を安定化、そして願わくば業務拡大を目指しているでしょう。
しかしどの様な商売でも、ドラマや映画の中のストーリーの様に商売を初めてから次々と右肩上がりというのは、ほぼ皆無です。
こういうものは、ある程度時間が掛かるのは仕方のない事であり、踏ん張り時と言えます。
例えるなら、シチューを煮るのに長時間掛かる様に、煮詰める時間が必要なのです。
また一時は売上げが青天井にあがったとしても、それが永続的に継続する事は難しく、我慢の日々が続く事もあるかも知れません。
そんな場合には売上げ向上の工夫等、経営努力が必要なのは言うまでもありません。
しかし、その時代に確実に出来るのは税金面の節約です。

金銭面での悩み

個人事業主になると会社員等とは違い、最も顕著である悩みが金銭面の問題です。
そもそも商売というのは、お金をプラスに導くものですが、そう簡単に行かない場面にも遭遇するかも知れません。
しかし、お金を出来るだけマイナスにさせない方法は、存在します。
それは節税という事です。
中には、よく知られた方法もありますが、税金面に詳しくなければ知るよしもない方法も存在します。

知っているようで知られていない経費対策を極める

借入金の利息が経費になります

借入金利息の必要経費算入
返済金額のうち利息部分は必要経費となりますが、元金部分は必要経費にはなりません。そもそも借入金は債務ですから、借入金の元金部分の返済は債務の返済となります。必要経費ではありません。一方、借入金の利子はその年分のものについて必要経費になります。元金部分と利息部分を一緒に返済しているような場合は、返済予定表等から利息部分の金額を計算する必要があります。
※自宅兼アパートのような建物の取得のための借入金の利息のうち、自宅部分は必要経費になりません(アパート部分についてのみ必要経費になります。)

via 借入金利息の必要経費算入 | 必要経費 | お役立ち情報 | 税理士法人 東京シティ税理士事務所

●ほとんどの個人事業主は金額の大小はあれど、金融機関等から借り入れをしている筈です。
そして、借入金には当然ながら利息が付く訳ですが、元金とプラスして返済しなければなりません。
ところが利息分は経費として計上出来るので、もし実施していないなら早速対応しましょう。

神社へのお布施が経費になるって?

よく漏れている経費で代表的なものを下に挙げておきますので、もし漏れていたら経費算入してください。
・神棚、笹代等の神社へのお布施等

via 【個人事業主のための7つの節税】|税金ブログ

●神社へのお布施が経費になるというのは、無宗教と言われる日本にとっては不思議な気持ちです。
何れにしろ節税になるのは、有り難い限りです!

顧客へのお歳暮等のお祝い品

意外な経費2:取引先へのお祝い代
個人事業主の申告では、交際費の損金不算入という制度は関係ありません。青天井で交際費は経費になるのですが、当然ながら事業に関係なければすべて認められませんのでご注意ください。
では、取引先へのお祝い代はどうでしょうか。「事業に関係あるような、厳しく言うとないような……。これは個人的な付き合いなのか?」などと悩ましいところです。「今後も継続したお付き合いをしたいから」という理由でお祝いを贈ることは、販売促進費、広告宣伝費として経費になります。
ちなみに、ここでいうお祝いは、開店祝いや新規オープンなど事業的なものだけでなく、取引先の担当者のお子様の入学祝いや出産祝い、結婚祝いも含まれます。

via 個人事業主必見!実はこんなものも経費になる! – 税理士ニュース|法律に関する相談なら「法律の窓口」へ

●それは無いだろうと思っていましたが、経費になるんですね!
個人事業主にとって少しでも出費は抑えたいし、顧客に名前を覚えてもらえるチャンスとも言えます。

按分を知り、一段回上の節税をしよう

家事按分

家事按分とは、事業用と家事(自家使用)で共用している通信費、車両費などについて、事業用として使用している部分(金額)を必要経費として計上し、個人的に消費している部分は除外する、という考え方です。

via 家事按分設定の考え方|お知らせ|会計ソフト「MFクラウド会計」

●自宅件事務所としている個人事業主は、是非知っておきたい知識です。

家事按分を面積から考える
via keiei.freee.co.jp

家事按分を面積から考える

●翻訳・IT系の仕事では、わざわざオフィスを借りる事はせず、自宅のワンスペースで行うという光景は良く見掛けます。

 

 

電気料金の比率から
via keiei.freee.co.jp

電気料金の比率から

●業務の稼働時間からという考えもありますが、コンセントの数で分けるという考え方も有るようです。

 

インターネットやスマートフォン等に関連する按分比率
via keiei.freee.co.jp

インターネットやスマートフォン等に関連する按分比率

●インターネットは勿論のこと、携帯電話での使い方も併せて考えましょう。

 

!!法律に違反しないように注意!!

所得税法第45条

この家事関連費については、原則は「経費として認められない」というのが、税務署のスタンスです。
所得税法第45条には「家事関連費の必要経費不算入等」という条項があるのですが、法律上で「家事費及びこれに関連する経費で政令で定めるもの」については必要経費に算入してはならないという規定があるのです。
つまり法律では、「事業に直接使っている経費しかダメだよ」と、明文化しているのです。
この法律を文面そのままで捉えると、少しでもプライベートに使っている自動車やスマホなどの費用は「全額経費にしてはいけません」ということになってしまいます。

via キーワードは事業割合 公私の区分が難しい領収書の処理方法 | 2016年の節税 ニュース 節約社長

●税務署は厳しいですね。

救済策

① プライベートな費用が混ざっていても、ちゃんと必要な部分が区分できるならOK
② 青色申告している人で、帳簿で「この部分について事業に使っています!」と記録しているならOK

via キーワードは事業割合 公私の区分が難しい領収書の処理方法 | 2016年の節税 ニュース 節約社長

●確定申告できちんと正しく報告していれば、大丈夫でしょう。
不明な点は税理士等に聞くのがベストですね。