2016年11月18日 更新

信用保証協会とサービサーはどの様な事をしているのか

資金繰りが苦しくなり最悪倒産という事がありますが、信用保証協会とサービサーは、債権回収や債務回収において重要な存在です。今回は組織の特徴、性質を述べていきたいと思います。それぞれの特徴を知ったうえで、うまく付き合っていくことをお勧めします。

106 view お気に入り 0

サービサーとは?

本来弁護士しかできなかったのだが…。

債権回収は

債権回収は

弁護士の仕事でした。しかし破産や倒産が相次いだので、弁護士の手だけでは足りなくなったのと、さらに柔軟な資金回収が必要になったわけです。
しかし、バブル崩壊後に不良債権が急増したため、債権の処理をスピーディーに進めるために法改正が実施され、一定の基準を満たせば民間企業でもサービサー業務ができるようになりました。

1998年に

「債権管理回収業に関する特別措置法」、いわゆるサービサー法が交付され、翌1999年2月から施行されました。
この前後は金融ビックバンもなされ、実に変革の時代といえますね。こうして民間も可能になったわけですが、取締役に弁護士を入れないといけないので、まったくの素人というわけではなく、ルールも厳格な点も知っておきましょう。

取り扱い先は?

債権回収会社が取り扱える債権は「サービサー法」に定められています。
債権回収会社では、特定の事業者である場合など特別な場合を除き、原則として一般的な個人の方の債権はお取扱できません。

取扱債権
•金融機関が有し、又は過去に有していた貸付債権
•リース・クレジット債権
•法的倒産者が有する金銭債権 等
基本的に、個人事業者やある程度の企業向けに扱っている組織という事ですね。

設立には条件が必要

資本金が5億円以上の株式会社であること

取締役の1名以上に弁護士が含まれていること

暴力団等をその業務に従事させ、またはその業務の補助者として従事させていないこと
資金が潤沢で、悪の勢力と付き合っていないのは大きな条件です。ですから、私たちも安心して付き合いやすいわけですね。
法務大臣から許可を受けるためには,サービサー法に規定されている厳格な要件が必要となります。株式会社であれば,どこでもサービサーとなれるわけではありません。取締役となる弁護士に適格性があるかどうかは,法務省から日弁連に対する意見聴取が行われ,それに基づいて各弁護士会からの推薦がなされるようです。
ただ弁護士を入れればいいというわけではなく、しっかりと厳選して選ぶという点も重要な要素です。

どう付き合っていくか?

金融機関にとっても重要な存在

それまで自社で債権回収業務を行っていた金融機関等は、専門家であるサービサーに委託、譲渡することでコストを削減できます。
自分たちで債権回収に回る労力を勘案するならば、ある程度長けている人にお任せすればいいですし、本来0である債権が少しでも取り戻せたら便利なはずです。またもめる事も少ないという点も重要ですね。

個人経営者にとっても有利に働きやすい

取り立ても

取り立ても

基本的に紳士的に接してくれます。しかし、だからといってこちらが高圧的な態度をすることはいけません。やはり謙虚さが大切です。
例えばあなたが銀行に3,000万円の負債があり、返済ができなくなったとします。

サービサーに債権譲渡された、という通知があり、サービサーからも連絡が来ました。

もちろん、 「全額返済してください。」 という内容です。



しかし、ここからは交渉次第です。
3000万円の負債がある場合、3000万+利子を返すのが普通です。しかし、この人たちはこの債権をかなり安い額で購入しています。ですから、交渉次第ではかなり値引きしてくれることもあり得るので、活用したいですね。
25 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

【とっても簡単!】気になる信用保証料の計算の仕方

【とっても簡単!】気になる信用保証料の計算の仕方

いざ、保証協会に資金調達のサポートをしてもらおう!と思った時、1番気になるのは支払うべき保証料ではないでしょうか。そして、なんとなくややこしそうと思ってしまいませんか?実はとっても分かりやすくて簡単です。ぜひ計算してみてください!
mila | 87 view
女性個人事業主向けの、資金繰りについて調べてみました

女性個人事業主向けの、資金繰りについて調べてみました

女性が活躍する為の融資政策は現存していますが、知名度はそれ程高くありません。 それは女性の個人事業主が、少い事と無関係では無いでしょう。 ここでは、女性向け個人事業主に特化した融資メニューと、事業を行う上での悩みを話せる相談センターを紹介します。
みかん | 177 view
【困った時に】セーフティーネット貸付について学ぼう

【困った時に】セーフティーネット貸付について学ぼう

中小企業の経営者や個人事業主にとって、資金繰りは最も頭を悩ませるところ。そんな時に強い味方になってくれるのが、日本政策金融公庫の融資制度、【セーフティーネット貸付】。気になるその内容についてまとめました。
はむはむ | 488 view
きっと見つかる!個人事業向けのおすすめ金融機関5選!

きっと見つかる!個人事業向けのおすすめ金融機関5選!

個人事業をされている方で、資金繰りに悩む方は後を絶ちません。しかし、しっかり事業計画を立てて借り入れ目標額を決め、金融機関の調査をすれば道が開けるケースは多くあります。今回は金融機関にフォーカスして個人事業向けの融資についてまとめてみました。
y.enomoto81 | 135 view
【準備がすべて!?】個人事業向け資金繰りの方法!

【準備がすべて!?】個人事業向け資金繰りの方法!

ここ数年、事業を始める方をとても多く目にします。自分の熱意やアイデアを実際に仕事にして稼ぐ意思は素晴らしいですが、資金繰りの準備の問題で継続的な事業展開ができないケースも多くあります。今回は個人事業主向けの資金繰りの方法をご紹介します。
y.enomoto81 | 65 view

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

nekomimimanaka nekomimimanaka